アジア、オセアニアの小旅のきっかけの一つ。
それは、アジア・オセアニアの環境下での自給自足の生活について、個人的に関心があったから。
それを知る課程で、ずっと未来の自分の生活スタイルとして、僕自身が日本もしくは近隣諸国で自給自足の生活をすることができるかどうか。
そのことにについて一度じっくり考えてみたいと思っていた。
実際にそこでの生活に自分の身をおいてみると、国ごとの独特の文化、絶対的な自然環境、個人的な自分の人間力。
その他諸々、様々な問題がでてくる。
自分が生まれ育った鹿児島にある離島の人々の半自給自足の暮らし。
今いるオセアニアという環境下でのほぼ自給自足の人々の暮らし。
とりあえず今いるトンガでは、
・海
魚、蟹、貝などが簡単に捕まえられる。
・道端
ココナッツ、アボカド、バナナ、プレッドフルーツなど、様々な食べ物がそこら中の木にぶら下がっている。
木からライムを摘み取って砂糖を混ぜてジュースも作れるし、レモンリーフを摘み取ってレモンティーも作れる。
・農地
サツマイモ、タマネギ、すいか、かぼちゃ、トマト、ピーマン、キャッサバ、今確認したのはそれくらい。
・家畜
牛、豚、山羊、鶏がそこらじゅうを歩き回っている。
確かに、一般家庭に住んでみると当たり前にシャワーでお湯は使えないし、洗濯器も電子レンジも、冷蔵庫すらない家庭もたくさんある。
ただそれも、ある程度の我慢と工夫さえすれば必要ないもののような気もする。
日本とトンガは環境の違いもあるので、こっちの生活をそっくりそのまま持ち帰ることは不可能だし、無駄なことも多い。
ただ、自給自足を元とした生活のメリットとデメリットを、自分の中で改めて感じることができたと思う。
2011/1/20